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管理人の日常や腐った話など・・。
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    サマンサのカタログを買いました♪

    私が愛用しているバックは最近では専らサマンサです。

    春になったら新しいのを1つ、財布もそろそろ新しくしたいので、買いました~♪

    一度には変えないけど、カタログみながらニンマリしたいと思います!



    さて、続きは武蔵野×東上です。
    路線陥没の時の駄文・・・かなぁ・・・?

    武蔵野×東上って好きなんですけど、書きにくいんですよね。
    武蔵野のキャラがつかめないからかなぁ???




    ~わかりにくい~


    あーあ・・・路線陥没ってなんだよ。


    雨・風で遅延しようが、運休しようが基本はポジティブなのが武蔵野。
    けど、武蔵野は珍しくネガティブな思考になりながら、
    トボトボと北朝霞駅と朝霞台駅の共有広場を歩いていた。

    ここに居ればきっと東上に会える。
    振り替え依頼をしているので、第一声は『罵声』だろうが、
    武蔵野にとってはそれがありがたいのだ。

    西武の嫌味や、東西のゲッソリや有楽町のゲッソリ、副都心のネチネチ、
    同じJR仲間の呆れ顔(京葉は呆れ顔はしないが、あと埼京も)よりも、
    いっそ東上のように怒鳴るだけ怒鳴ってくれたほうがこちらも気分的に良い。
    路線陥没もどうにかこうにか直り、
    ダイヤも正常に戻りつつある。
    今はそれお礼と書類云々を渡している最中で、最後が東上だった。
    振り替え依頼をしたときは怒鳴られた。
    今度は呆れた顔をしつつも苦笑しながらいつもの状態に戻るはず・・・、
    武蔵野は少しだけ期待しながら東武鉄道の休憩室の扉をノックした。


    しばらくして休憩室のドアが開く。
    出てきたのは東上本人で、武蔵野はヘラヘラ笑いながら振替のお礼と封筒を差し出した。



    「・・・・・・」



    いつもならここで一声怒鳴られるのだ。
    けれど東上は無言で書類を受け取り、しかもドアを閉めようとする始末。



    「(はい??なに、その態度???)ちょ、ちょー!!待てって!!」

    武蔵野が慌ててドアに手をかけると、
    東上はキッと睨んで、ボソッと声を発するのだった。


    「・・・んだよ?」
    「『何だよ?』は俺の台詞でしょーが!!何??その態度??」
    「・・・なにが?」
    「いつもと違うじゃん!」
    「・・・変わんねーだろ・・・」
    「全然違うって!!罵声もないし!」
    「・・・・さっき怒鳴ったじゃねーか・・・、振替依頼されたときに」
    「そ、そだーけど・・・、でもいつもはこのシーンでも怒鳴るでしょ??
     な?な?お前、怒鳴るよな??つーか東上は怒鳴ってないことのほうが少ないだろ??」
    「・・・んなことねーだろ?今だって怒鳴ってねーし・・」
    「それが可笑しいんだって!なんで??」
    「・・・別に意味はねーよ・・・」

    話は終わりだ、と、東上はもう一度ドアを閉めようとする、が、
    武蔵野は東上の腕をつかみ、それを阻む。

    「だから待てって!!」

    が、武蔵野の手はものすごい勢いで振り払われてしまう。

    「痛っ!!」
    「さわんじゃねーよ!!浮気モノ!!」
    「はぁ!?」


    ウワキモノ・・・・?
    ウワキモノって浮気者のことか??

    武蔵野はポカーンと東上を見下ろした。
    今の今まで運休やダイヤ乱れの影響で、
    珍しくセコセコ働いていたのに、
    どうして浮気者扱いされるのだろうか??

    「(意味わかんねー・・・)どーゆー意味よ?」
    「・・・・っ、言葉どおりの意味だっ」

    目をしだいに潤ませていく東上に頭をポリポリかきつつ、
    その興奮気味の頭をポンポンと撫でた。

    今度はその手は振り払われることはなかったので、
    心の中で安堵しつつ、なにやらボソボソ話し続けている東上の言葉に耳を傾けた。


    「・・・俺に振替依頼に来た後、北朝霞に京葉が来ただろ?」
    「あー?・・・あぁ・・・、来たような・・・?」

    そうだったかぁ?と、武蔵野が考えていると、


    「来てただろ!?」

    と、東上が怒鳴ってきたので、
    殴られたくないし、拗れたくもないので武蔵野は慌てて肯定の頷きを返す。


    「来てた!!きてました!!」
    「で!お前は人に振替依頼をしたくせに、
     京葉と肩組んで楽しそうにJRの改札に向っただろ!」
    「・・・肩組んで・・・?」

    そんなことをしただろうか???
    記憶をあの時に戻し、思い出そうと頑張る。
    するとあることを思い出すのだった。


    あれは他のJRや私鉄に振替依頼をし、
    最後に東上のところ、と思ったときだった。
    ・・・捕まったのだ、京葉に。



    『沢山、嫌味を言われていたのになんだか楽しそう』
    『そうか~??これでもゲッソリしてんのよ、俺』
    『ふぅん?でもなんだか楽しそう・・・、あ、東上に会うから?』
    『あ?何言っちゃってんの?東上なんか拳も飛んでくるんだぜ??こえーよ・・』
    『ふーん??でも、武蔵野はそんな東上が好きなんだよね?』
    『・・・・!!?』
    『ふふっ』
    『・・・・なんのことだよ』
    『ふふふふっ!僕は武蔵野のことなら何でも分かるよ!
     でね、東上も武蔵野のことが好き!』
    『・・・・・っ』
    『・・・でしょ?』
    『・・・それも魔法の力かよ?』
    『さぁね~???ねぇ、武蔵野』
    『なんだよ?』
    『これから東上のとこだよね?』
    『それが?』
    『僕も一緒に行こうかな~』
    『はぁ!?お前は仕事しろよ!』
    『ちょっとくらい平気だよ』
    『・・や・・・でも・・・』
    『そうと決まったら、さ!行こう!!』





    と、いうやり取りがあったのだ。
    で、東上に振替依頼をしたあとに後ろから京葉が話しかけてきて、
    一緒にJRの改札に戻った。
    その時に京葉がやたらベタベタしてきて、肩も組んだ気がする。
    そして何やらわけの分からないことも言っていたのを思い出した。


    『武蔵野にはいつも迷惑をかけてるからね。
     たまには恩返し♪こーゆー落ち込むときのほうが嬉しいでしょ?』



    いまだに意味が分からない上、
    なにやら酷い迷惑も被っている気がするのは気のせいだろうか?


    「人に振替たのんでおいてお前は浮気相手と仲良く肩組んで遊んでたんだろ!?」
    「・・・や・・・遊んでねーし・・・?
     そもそも浮気相手って・・・・?」
    「京葉に決まってんだろ!?」
    「・・・・京葉って・・・・(あれ?)」


    そこまできて武蔵野はちょっとずつ事体が飲み込めてきた。
    どうやら東上は武蔵野が(大変な中)浮気相手と遊んでいた、
    ということがお気に召さなかったらしい。
    まぁ、実際は事実無根なのだが・・・・。
    と、その時、京葉のあの言葉が再びフラッシュバックした。





    『武蔵野にはいつも迷惑をかけてるからね。
     たまには恩返し♪こーゆー落ち込むときのほうが嬉しいでしょ?』






    浮気相手と遊んでいたと、怒っている東上。
    つまり、怒るということは・・・・・。


    ・・・武蔵野はある考えに至り、ニンマリと笑う。



    「(あー・・なるほどね・・・そういうことね。京葉もなかなかやるじゃん)」



    まさか東上の焼餅を焼く姿を拝むことが出来るとは思いもしなかった。
    焼餅を焼くということはそれだけ東上は武蔵野を好きだということだ。


    「(京葉も東上もわかりにくいねー・・・)」
    「おい!武蔵野!!」


    武蔵野が頭をポリポリかきながら黙っていると、
    沈黙に耐えかねたのかいつもの怒鳴り声が聞こえてきた。

    「・・・ん~?」
    「てめぇっ!!人の話し聞いてんのかよ!」
    「聞いてますよ~?」
    「じゃ、なんか言えよ!浮気の弁明とか!今なら聞いてやるぜ!」
    「弁明ねぇ・・・・、ムリじゃね?」
    「あ!?なんでだよ!」
    「・・・だって浮気じゃねーもん」
    「!?」

    『浮気じゃない』発言に東上の顔色が青く変わる。
    どうやら『浮気じゃない』=『本気』と勘違いしたようだ。

    「東上」
    「・・・な、なんだよ・・・・」
    「俺ってさぁ・・・、いっつも京葉の影響を受けるじゃん?」
    「・・・そうかもな」
    「だからさー・・・、あいつも俺に悪いって思ってたわけよ」
    「・・・・・」
    「だからこれはアイツからの俺への御礼なわけ!
     確かに良いお礼だよな~、こんなに可愛い東上が見れたわけだしぃ?」
    「・・・可愛いってなんだよ・・・、つーか御礼って??」

    東上の黒い目が不安げに揺れる。
    武蔵野はこれ以上は可哀想だよな、と、
    素早く自分の唇を東上の唇に近づけた。

    「・・・・っ」

    近づいた顔に息を飲む東上だが、目は武蔵野から逸らすことなく真っ直ぐに見つめていた。

    「京葉の礼ってわかりにくいよなぁ・・・。
     けど、焼餅やく東上って可愛いし、いいよな~?」
    「は?焼餅ってな・・んっ・・・??」

    武蔵野の唇が一瞬だけ、東上の唇を奪う。
    そして唇を離そうとすれば、
    東上は武蔵野の襟首を掴んでキスを止めようとはしなかった。
    案外、独占欲が強いのかもしれない。

    武蔵野の唇を吸い続け、ようやく満足がいったのか、
    東上はゆっくりと唇を離した。
    そして唇が離れた瞬間に武蔵野は低い声で言うのだった。

    「・・・東上、好きだぜ」

    ・・・と。
    すると一瞬で東上は顔を、首を、全身を真っ赤に染めた。


    「!!?」
    「浮気なんてしてねーよ・・・あれは京葉の御礼」
    「・・・んだよ・・・それ・・・わけ、わかんねー・・・」
    「どーでもいいじゃん?俺は東上が好き!ってだけで納得できねぇ?」
    「出来るか!」
    「あーそー?じゃ、ずっと疑ってればぁ?
     俺はそれでもかまわねーよ?だってその方が東上、可愛いし?」
    「可愛いって・・・」
    「さっきのチュ~も超情熱的だったし?」
    「!!!????う、ううううう、五月蝿い!!」
    「おっとぉ・・・?」

    調子が戻ってきたのか東上の拳が飛んでくるが、
    武蔵野はヒョイとそれをよけ、しみじみ言うのだった。


    「あー・・・でもやっぱ東上はこうじゃなくちゃなぁ・・・。
     これ、落ち着くわ。うん。東上は怒鳴ってるのがいい」
    「んだよ、それはっ!!」
    「んー?東上の何もかもが好きってことじゃない?」
    「!!??・・・・・は・・・」
    「『は』?」
    「恥ずかしいこと言ってんえじゃねーーーー!!」


    ボスッと、軽く武蔵野の胸にパンチを入れ、
    東上はその肩に頭を預ける。

    「・・・ほんとに浮気、じゃねーの・・?」
    「んー?まだ疑ってんの?」
    「・・・・本当に・・・楽しそうだったから・・・」
    「そぉー?でも俺は東上といる時が一番好きよ?」
    「好きって・・・・、恥ずかしい・・・・」
    「本当のことじゃん?東上は?俺のことどう?」
    「・・・どうって・・・」
    「言ってくれたことねーじゃん?」
    「・・・・・」
    「とーじょーちゃーん?」
    「・・・嫌いなら・・・焼餅・・・やかない・・・」
    「ありゃ?」
    「これが俺の・・・精一杯・・・悪い・・・」
    「・・・・まぁ、今回は可愛い姿見れたからそれでもいいけどねぇ・・・」



    いつかは言ってもらいたいよなぁ・・・と、
    武蔵野は東上をとりあえず抱きしめた。
    東上の肩がホゥ・・と安堵の息をつくのを見て、
    当分は期待出来ないな、とちょっと落胆する。
    まぁ、でも多分、当分ではなく一生かもしれないから、
    その時はまた京葉に協力してもらおう・・・・、
    いつも巻き添えを喰らう罪滅ぼしとして・・・・・。


    <あとがき>

    武蔵野と東上は最近ブログでしか書いていない気がします。。。

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