スーパーに買い物に行ったら、写真のような子供用ビールなるものが売っていたので、買ってみた。

↑グラスにそそぐと確かにビールっぽいです!!
でも味は、オロナミンCの炭酸がちょっと抜けてない?みたいな味です。
炭酸なんですが、微炭酸より微炭酸な感じです。
不味くはないけど、美味しくもない、みたいな?
まぁ、複雑な味です。
さて、映画を見てきました。
『コンテイジョン』
恐ろしい話でした。
ウィルスって怖い!!(><)
あれって、結局感染源はコックなのだろうか??
さて、続きは中途半端な駄文。
有楽町×東上にしようとして失敗した。
続きを考えているけど、つづけられなさそうなのでココに・・・。
言っておきますがまったくLOVEではないし、鉄分はもっとないですよ。
別に皆が嫌いなわけじゃない。
家族だと思っているし、一緒にいると楽しい。
それでもどうしても一人になりたい時もあるもので・・・。
有楽町は深夜の和光市駅をため息を吐きつつ歩いていた。
後輩のことは嫌いじゃないが、
ああもいつも一緒にいるとたまに嫌になるときがある。
嫌いなわけじゃない。
少しKYなところもあるが可愛い後輩だ。
でも一人になりたいときもあるのだ。
そんなことを考えながら和光市駅の最終確認をしていると、
ベンチにポツンと座る人影を見つけた。
暗いライトに照らされたオレンジ色のつなぎの人物。
有楽町はその影を見つけた途端、ああ・・・、とため息を吐く。
一人になりたかったのについてない。
あの人物に見つかったら、運が悪ければヒステリーの八つ当たりをされてしまう。
どうしよう、ひきかえそうかな??
ああ、でもまだ最終確認がすんでない。
真面目な有楽町が業務に手を抜けるわけもなく、
ゆっくりと東武東上に近づいた。
彼はベンチに座りながらどこか遠くを見ていた。
感情のないその顔はまるで人形のようで少しだけゾっとする。
いつも眉間に皺をよせているけれど、
今はそうではないから余計に無表情に見えるのかもしれない。
また西武と喧嘩でもしたのだろうか?
ああ、だとしたら有楽町を見た途端に・・・・。
有楽町はドキドキしながら東上に声をかけてみた。
「・・・・と、東上・・・、おつかれ~」
「!」
すると東上はとてもビックリしたようで、
ものすごい勢いでベンチから立ち上がった。
そしてベンチの後ろに立つ有楽町をキッと睨んでくる。
「だ、誰だよ!!」
クルリと振り替えつつ腕が振りあがるのを有楽町は見逃さなかった。
ビュンッと飛んでくる拳をスレスレで避ける。
「うわ!!わわわっ!!」
「・・・・!・・・・有楽町?」
相手が誰かわかったのか、東上は拳を下げた。
「いきなり話しかけてくるなよな!」
「・・・あ、・・・うん・・・ごめん」
なぜ自分が謝れねばならなのか?と思いつつ、
条件反射で謝ってしまう有楽町に、
東上は少しだけバツの悪そうな顔をする。
「おまえ、・・・今日は和光市に泊りか?」
「・・・え?あ、うん!そう!」
「・・・今日、クリスマスイヴだぞ?」
「・・・それが?」
有楽町は別に彼女がいるわけではないので、
例え世の中がクリスマスに浮き足立っていようが関係ない。
それなのにどうして東上は不思議そうな顔をしているのだろう?
有楽町の疑問は顔に出ていたのか、東上は目を逸らしながらボソッと呟いた。
「・・・メトロでパーティーとか・・ないのか?」
「・・・!・・・ああ、そういうことか」
納得したように有楽町は少しだけ眉を下げる。
「あるけど、それは明日!
・・・・前日に丸ノ内とか飲んじゃうんだけど、
俺はたまには一人になりたくてね・・・、
だから今日は自分から和光市に来たんだ。
新木場だと捕まっちゃうからさ・・・・」
有楽町の言葉に今度は東上が納得したように小さく頷いた。
「・・・ここだと会うことがあっても俺くらいだもんな」
「そうそう!」
「じゃ、俺と出会って残念だな」
「・・・・え?いやいやいや!!!」
そんなことはないぞ~??と有楽町は頭を左右に振る。
けど東上は少しだけ困った顔をしながら、
「んな力いっぱい否定されると余計に怪しいって」
「・・・・うぅ」
そうだよな・・・、と自分の迂闊さを反省しつつ、
有楽町はあることに気がついた。
見れば東上の仕事は終わっている感じだ。
そして東上はあの少しだけ生意気な子供、越生と一緒に住んでいる。
早く帰ってあの子にご飯とか作らなくて良いのか?と、思ったのだ。
「・・・東上」
「なんだよ?」
「まだ仕事があるのか?」
「いや?終わったけど?」
「え?終わったのか?」
なら尚のことさっきの疑問が強くなる。
終わっているのにどうして?
東上は何かと人を寄せ付けないところがあるので、
聞くのはルール違反なのかもしれないが、
有楽町は思い切って聞くことにしてみたが、
その前に疑問の答えは本人によってもたらされた。
「今日、越生はいないんだ」
「・・・・へぇ?」
だからこんなところでゆっくり、というのも変だが、
まぁ、もたもたしていたわけか・・・・、と、
有楽町はなんとなく理解したが、
とうの越生はどこへいったのだろう?
八高のところだろうか?
そんなことを考えていたら、
その答えも直ぐにもたらされた、もちろん東上から。
「イヴだから本線のとこ行ってる。
・・・・俺が作ったケーキ持って・・・・、
他の料理は向こうが用意してくれてるから」
「ふーん??・・・・あれ?」
「なんだよ?」
「東上は?」
「・・・・・俺?」
「東上はいかないのか?」
「・・・・・」
逸らされていた東上の黒い目が有楽町を真っ直ぐに見つめ返した。
ユラリと揺れる黒い瞳に有楽町はそれ以上の言葉を飲み込む。
「・・・お前さ」
「え?」
「一人になりたいんだっけ?」
「・・・あ、うん。そう、たまには・・・」
「俺ん家、くるか?」
「へ?」
「越生いないからわりと静かだし。
ココに泊るより暖かいぞ?
それに・・・・・」
「それに・・・?」
去り際に小さく囁かれた東上の心の声。
いつも怒って、怒鳴って、手の付けようのない彼だけど、
本音は違うのかもしれない。
まだ泊る、とは返事を返していないけれど、
有楽町は東上の背中を無意識に追っていた。
『それに俺も家に誰かがいないと寂しいし・・・』
・・・有楽町の心のベクトルが東上に向き始めた瞬間である。
<あとがき>
・・・このあとどうしよう???

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