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管理人の日常や腐った話など・・。
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    正座も胡坐もかけないけれど・・・・

    普通(?)には歩けるようになりました~♪
    多少、びっこはひいてますが(^^;)

    でもくるぶしの辺りは押したりするとまだすんごく痛いので、
    正座も胡坐もかけません。
    我が家は和室しかない家なので、どの家でも正座とか胡坐が主流になり、
    長時間座っているのはまだ辛いです・・・・。

    そんななか、駄文をチマチマ打ってまして、
    まだ完成してませんけど、ある程度で着てきたので、ブログの下にUPしておきます。
    興味のある方は、読んであげてくださいませ(^^)/


    ・・・来週は遊びに出かけたいです。
    ずっと家にいるとモヤシになっちゃう(TT)



    ・・・そういえば病院に行く時にTJに乗ったけど、
    TJの車両に液晶画面が復活していた∑

    はるか昔(?)にあったのはなんとなく覚えているのですが、
    まさかまた復活するとは・・・・。

    あ、渋谷行きだったので、多分、地下直通用だけにとりあえずつけたんじゃないですかね~??(メトロ車両ではなかった)

    帰りに池袋からTJ乗ったら液晶ついてなかったし・・・・。


    え?病院は池袋だったのかって???

    土日やってる病院ってなかなかないので、・・・・出向きました。







    バレンタインの日の西武池袋と東上の駄文。

    まだ未完です。



    ~バレンタインの西池と東上~


    日本ではバレンタインにチョコレートを贈る風習がある。
    しかも女性から男性に、が一般的だ。
    だが、外国では一概にそうでもないと教えてくれたのは誰だったか・・・。


    武蔵野鉄道の時も、まだ西武になりたての時もそれほど裕福ではなかったので、
    バレンタインのチョコレートは割りと貴重な『糖分』だった。

    幼馴染ともいえるあの鉄道も当然あまり裕福ではなく(今もそうとは言いがたいが)、
    チョコレートの変わりに『おはぎ』を貰ったのを今でも覚えている。




    『あずきももち米も家にあったヤツだからな!』



    少しだけ怒った風貌で、でも本当は照れていたのだろう、耳は真っ赤で。
    私は『ありがとう』といってそのおはぎを頬張る。
    だが私からは何も用意できていなかった。
    申し訳なさそうにしていると、


    『美味しそうに食べてる姿が贈り物だろ?』


    と、はにかんでいた。


    いつか沢山のチョコレートを贈りたい、
    当時の私は密かにそんなことを思っていたのをアレは知らないだろう。









    時は流れ2012年。
    今年もバレンタインの季節がやってきた。
    裕福ではないがチョコを買い手作りするくらいの余裕はあるのか、
    東武東上はメトロやJRにお歳暮の如くチョコを撒き散らしていた。
    ヤツ曰く、越生や秩父鉄道に渡す分のついでらしい。
    子供は甘いものが好きだからな。
    ヤツが越生のために手作りチョコを作るのは理解できた、秩父鉄道はともかだが。
    しかもどこでレシピを調べるのか(インターネットなどつながっていないだろうし)、
    昨年はフォンダンショコラ、その前はブラウニー、その前は生チョコ、
    さらにその前はマフィンなどバリエーションも様々だ。


    なぜ私がそのことを知っているのか?
    ・・・それは・・・・。





    「西武池袋!」
    「・・・・西武有楽町」
    「今年はとりゅふです!」
    「・・・・トリュフ?」
    「はい!今年も持ってきました。
     わざわざ小竹向原まで出向いてきたので受け取ってやりました」
    「そうか・・・」
    「こっちが池袋の分です!池袋のとりゅふはりきゅーる入りだそうです。
     私は子供だから越生と一緒で入れてないとか言ってました。」
    「リキュール入りか・・・」


    正直、トリュフのリキュールなど子供でも平気だとは思うが、
    そこは過保護と言ったところか・・・・。
    ヤツは昔から越生に(あと秩父鉄道)に甘い。
    私は西武有楽町の小さな手からチョコの入った箱を受け取ると、
    西武有楽町はモゾモゾと私を見上げてきていた。

    「あ・・あの・・・池袋・・・その・・・」


    東武は敵。
    それは我々西武の合言葉のようなものだ。
    だが西武有楽町もまだまだ子供。
    お菓子を貰ったらいくら敵からの貢物とはいえ食べたいのだろう。


    「そうだな・・・、ちょうど3時もすぎた頃だ、食べてもいいぞ」
    「!」

    西武有楽町の顔がぱぁぁっ、と明るいものになる。

    「だが、・・・夕飯には響かせてはダメだぞ?」
    「わかりました!今日は2個だけにします」
    「いい子だ」

    頭を撫でてやると西武有楽町は嬉しそうに頷いて、
    ついで箱を小さな手で開けた。
    中からはいかにも手作りしました、
    という感じの少しだけ不ぞろいな大きさのトリュフ。
    美味しそうに頬張る西武有楽町の横で、
    私もシンプルに包まれた箱をあけ、
    中から一つトリュフを取り出した。

    リキュールの聞いたトリュフは周りのココアパウダーと同じく、
    私の心を少しだけ苦いものにした。


















    終電を送り終え、事務所で書類の整理をしていたら遠慮がちなノックが聞こえてきた。
    こんな夜遅くに誰だ?と、俺は少しだけ不機嫌にドアを開けた。
    すると視界に広がる青い色、
    それだけで訪問者が誰か分かった。


    「・・・・何か用かよ?」
    「用がなければ西武が東武に来たりなどせん」
    「!」

    ・・・・コイツ、相変らずムカつくな!
    最近じゃ顔を合わせりゃ喧嘩になるし。

    「・・・で?何の用だよ?」


    一日中、働いてクタクタの俺は早く帰りたくて舌打ちしながら、
    その用件とやらを聞いてやることにした。
    ここで取っ組み合いの喧嘩をしたら更に疲れて明日に支障が出ちまうかもしれねーし。
    西武は言いにくいのか、唇を少しだけ噛みしめてしばらく黙っていたけど、
    俺がドアを閉める素振りをしたからか、慌てて何かを目の前に差し出してきた。

    「・・・何だコレ?」
    「・・・ココアだ」
    「・・・・・・」

    確かに目の前にあるのはココア缶だ。
    しかも買って来たばかりなのか、温かさが伝わってくる。

    「・・・今日はバレンタインだ」
    「・・・・知ってる。それで?」
    「私は貴様から貰った・・・・、西武有楽町をかいしてだが」
    「・・・・ついでだからな。・・・・で?」
    「東武に貰ったままでは会長に顔向けできん!
     だからこうしてチョコにちなんだものを持ってきた」
    「・・・チョコにちなんだって・・・??」
    「ココアの原材料はカカオだろう?」
    「・・・で、チョコの原材料もカカオ、ってか?」
    「そうだ」

    確かにまちがっちゃいねーけど・・・、コイツってなんで昔からこう、短絡的なんだ??
    まぁ、いいけど・・・・。

    「ふーん?じゃ、遠慮なくもらっとくわ。
     寒かったし丁度いいしな・・・・」

    さんきゅー、と、ココア缶を受け取り、
    用は済んだとばかりに俺はドアを閉めようとしたけど、
    西武の手にそれを邪魔される。

    「まだ何かあんのか?」
    「・・・それからこれを持ってきた」
    「あ?」

    今度はなにやら弁当箱のようなものを差し出してくる西武。
    西武は箱の蓋を開けると、遠慮がちに俺の目の前に差し出してきた。
    そしてそこにあったのは・・・・・。


    「・・・なんだ、コレ?」



    黒い塊に思わず本音を漏らすと、
    西武池袋はムッとした顔になる。


    「見て分からんのか!?これだから東武は!」
    「は!?こんな黒い物体、見るだけで分かるわきゃね・・・!!?」


    怒鳴り終わる前に、西武池袋は黒い物体を一つ取り出し、
    俺の口の中にむりやり押し込んできた。

    「・・・んぐ・・、んぐ・・・んぐ?」
    「・・・・・」

    ・・・・味がねぇ・・・、
    おまけになんか硬い。
    だけど・・・これは・・・・・。


    「・・・・・おはぎ、か?」
    「そうだ!」

    それ以外に何に見える?と言いたげな西武に俺はため息をつきたくなるのを何とか堪え、
    まだ口の中に入っているおはぎをとりあえず全部租借した。
    そして手に持っていたココアの蓋を開けて、一気にそれを飲み干した。


    ・・・ココアの甘さが疲れた身体に染み渡る・・・・。
    やっぱ疲れたときは甘いのが一番だ。
    そしておはぎ、つーか餡子も甘いのが一番だろ!?
    それなのに・・・・・・。


    「・・・おい、西武」
    「なんだ?美味くて言葉もないか?
     まぁ、貴様の貧乏おはぎよりも数倍は美味いのは分かりきったこと」
    「・・・・・味がねぇ」
    「・・・・!」

    俺の言葉に西武池袋はキョトンとなった。

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